欧州から帰国し、コロナに罹った若者がめちゃくちゃ叩かれてる件について

旅行に行く若者のイラスト

こんにちは、たぐろろんです。

お久しぶりです。〜

実に2ヶ月ぶりくらいのブログ更新です。よかったら読んでいってください。

まず、なぜこのことについて書こうと思ったかといいますと、

もしかしたら僕も今頃めちゃくちゃに叩かれていたかもしれない可能性があったからです。

と、言うのも僕は3/14から3/19まで、友だちと二人でフランスに行く予定でした。

なので、いま叩かれている人たちがなんか身近に感じたのでこのように書こうと思いました。

実際は行かなかったのでなんともないんですが、行っていたら恐ろしいことになっていたかもしれません。

なぜ、僕と友達は行かなかったのかといいますと、

これも一か八かの判断だったのですが、旅行のキャンセルで旅行代金が全額戻ってくるのが、旅行の60日前でした。だいたい、1/14とかそのへん。

その時は、日本でバスの運転手さんがコロナに感染したりしていた時期で、欧州の方はというとフランスで初めて1人目の感染が確認されたくらいの時期でした。

その当時のことを思い出してみると、フランスやイタリアなどでアジア人差別が起こっていた時期だったと思います。

アジア系の料理店などが、落書きされているニュースなんかがよくテレビで流れていたと思います。

世界的に見ても、日本国内でも、今ほどにまで感染が拡大し、こんなことになるなんて考えていた人はほんの極わずかしかいなかったと思います。

そんななか、二人で相談して行かないと判断しました。判断した理由としては、乗る飛行機が韓国を経由してフランスに行くものだったということ、十数時間飛行機という密室でいろんな国々のひとと一緒にいるのが危なそうだと判断したこと、2ヶ月後世界がどうなっているかわからないけど、20万円も払ってフランスに行き差別を受けるくらいなら来年行こうぜ、的な結論に至ったからです。

今となって考えてみれば、僕たちの判断は間違っていなかったって思えますが、それもまた後出しジャンケンのようなものです。ほんとに考えに考えました。

旅行代理店に旅行を申し込みに行ったときも言われたんですが、2月,3月は卒業旅行シーズンでヨーロッパへの海外旅行をする学生が多いということ、そのシーズンに際して代理店側も旅行代金を引き下げ学生料金にしていたりしていました。

なので学生がこの時期に海外旅行に行くのは必然のようなもので、一度、旅行を申し込んだら、頭金を支払って、代金を支払って、っていう形で20万とか払ってしまいます。

払ってしまうと、キャンセルしても全額戻ってこなかったり、キャンセルのタイミングによりますが、1円も帰ってこないこともあります。

学生にとって卒業旅行なんて一生の思い出にもなりますし、20万なんて学生にとってみれば決して安い金額ではありません。旅行に行くためにバイトをしてコツコツためたひともたくさんいると思います。

なので行かないという判断ができれば一番いいんですが、行ってしまったものは仕方ない気もします。

なので、罹ってしまったならきちんとすべきことをしてそこから広がらないようにすればいいことです。

それを、この時期になんとかなんとかとか言ってボロクソに言ってあげないでほしい。

ぼくもそう言われる可能性があったこともあって、なんとも言えない気持ちです。

ボロクソ言うのは自由ですが、めちゃくちゃに言うことで、もしも他にも最近海外から帰国した人がいても、名乗り出られない状況になってしまうほうが、最悪です。

海外に行ったことがわかれば、それ相応の対策を講じることなんていくらでもできます。でも、それがわからないとなると、どれほど感染が拡大するかなんて計り知れません。もしも、罹っていなかったとしても、大事をとることは大切かなと、思います。

前にもお話したような気がしますが、この世で一番怖いことは"知らない"ということです。